多くの芸術家を排出する小学校の秘密

小さい頃からさまざまな芸術活動をさせることはとても大切です。

例えば子どもの習い事の代表的なものにピアノがあげられますが、3歳ぐらいからピアノを習い始めると絶対音感が身につき、大きくなっても音の高さを聞き分けることができる聴力を養うことができると言われています。

これはアートでも同じことが言えるでしょう。子どもたちは幼少期の頃から絵を描くことが大好きです。紙いっぱいに絵を描き、時にははみ出してしまうほどダイナミックな絵を描きます。壁や床に絵を描きたがるのは、子ども本来がもっている本能や本性によるもので当たり前のことでもあります。

しかし、その芽を摘んでしまうのは誰でしょう。そうです、身の回りにいる大人たちです。壁や床に絵を描こうものならどうでしょう。大慌てで子どもからクレヨンなどをとりあげ、「ここに描いたらだめよ。」と注意する人がほとんどです。部屋を汚されたらたまらないので、たいていの大人は止めに入るでしょう。しかしその汚された壁や床こそが、子どもにとってのアートであり、芸術家へ進む第一歩になっているかもしれないのです。

そこから子どもたちは小さな紙の決められたスペースで絵を描くことを覚えます。しかしそこには子ども本来のアートの楽しみは完全に失われてしまっているのです。芸術家を育てるためには、幼少期の体験や経験が大きくその後に役立ってきます。

日本にも多くの芸術家を輩出する小学校があります。こどもたちにアートへの関心や興味を持ってほしく、芸術性を高めるイベント等を開催したり、子どもたちがアートに触れる体験をさせたりしています。アートは特にこれといった決まりがありません。その人本人が「すばらしい。」と魅力を感じ作り上げたものであれば、それはすべてアートとなり得るのです。

芸術家になるためには発想が大事です。ほかの誰もが思いつかないような発想こそ、芸術家の道へ進む第一歩といってもいいでしょう。大人になってからでは固定概念にこだわりすぎて、今あるものがすべてであると思い込んでしまうふしがあります。それは誰でもそうであって、決して新たな冒険をしようとはしません。しかし子どものうちからその感性を養っておけば、自然と発想が生まれ、創造力豊かな子どもに育ちます。その創造力こそ芸術家にとってなくてはならないものであり、必要なことでもあるのです。このことから、どれだけ幼少期から芸術に親しむことが大切なことかわかるでしょう。例え芸術家の道に進まなかったとしても、これから生きていく人生の中で、子どものうちに育まれた創造性は、きっと社会に出てからも役立つことが多いに違いありません。ですから芸術家を多く輩出する小学校の子どもたちは、ほかの小学校の子どもたちに比べても、表現力や創造力に優れていると言っても過言ではありません。ですからその小学校で学ばせたいと願う親も多く、学校に通う子どもたちも活気に満ちあふれているのです。

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